家族相談会~第8クール 7回目が開催されました!~
ご家族の皆様にお集まり頂き、12月8日(金)に第8クール7回目の家族相談会が開催されました。講義、グループワークの内容は全国で普及している「国府台方式」の家族心理教育プログラムに基づいたものです。
<講義>
テーマ:「家族の対応」 担当:田中・荒牧
内容:「心配しすぎを減らす工夫」、「疲れない工夫」、「コミュニケーションの工夫」、「再発について」情報提供を行ないました。ご参加の皆様は資料に目を通したり、メモを取ったりと真剣に聞かれていました。
<グループワーク>
今回は8家族10名のご参加をいただきました。
Aグループ:7名
Bグループ:3名
〈Aグループの様子〉
参加されたご家族それぞれに共通した相談事であり、過去の苦労や今の気持ちを思い思いに語られていました。工夫や頑張りに対して、他のご家族からねぎらいの言葉をかけられ、相談されたご家族からも「自分自身が元気でいること大切だからもっと自分を大切にしようとおもう」といった感想がきかれました。
〈Bグループの様子〉
今回はスタッフからの提案で、ずっと参加し続けてくれた当事者さんに相談を挙げてもらいました。仕事を始めてから2ヶ月の間で色々な仕事を覚えたが、その分周囲からの要求や、時折感じる人間関係のストレスも増えたとのこと。まずは仕事で90点以上の成果を目指して頑張っていること、周囲からの期待や熱意も感じているのでコミュニケーションをとりながら日々試行錯誤していること、将来の希望、目標などが語られました。新しい環境の中で仕事をしていく上で誰もが普通に持つ問題であり、ご本人さんの苦労と努力を皆で共有できた、貴重な時間となりました。
文責:鈴木、梶原